氷の下の記憶

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健部伸明

¥2,750 (税込)

《もしかしたらぼくは、あの幻の少女に再び会うために、ここに戻ってきたのかもしれない。失ったものを取り戻すために。氷の下に閉じ込めた記憶を探し当てるために……》 雑誌編集者の外崎慎哉は、大震災を機に津軽の郷へUターンし、出版社で働き始めた。三月でも深々と雪の残るこの地に向き合ううち、過去に付き合っていた女性、七瀬優希との切ない記憶が甦る-。人間と地方の氷解と再生を叙情的に描いた、陸奥新報連載の長編小説。

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商品詳細

  • 製品番号:ISBN978-4-89297-247-8
  • 内容量:296頁
  • サイズ:A5 [148×210mm]
  • 発売日:2018年03月02日
  • 版 数:初版