新刊紹介

月刊『弘前』2021年6月号(第503号)

特集 寄稿文紹介 

 弊誌にお寄せくださった原稿を紹介。

1.市内在住の工藤昌子さんの父である故工藤久吉氏が、子どもたちに満州時代のことを知らせるために残して欲しいという母の言葉をうけて書いたものだという。少しでも人の目に触れることが出来れば、と持ち込まれた。
 満州国(1932年~1945年)の満州帝国協和会に勤務。行政側の当時の暮らしぶりが窺え、青森県出身者の名前も散見する。

2.これまでも前川國男の建築について度々寄稿くださっている浪松由子氏が、沖縄県の石垣市民会館について執筆くださった。

3.月刊『弘前』バックナンバー紹介。(2015年1月号~2016年7月号の特集について)

  • 表紙写真
    メモリアルドッグ ・・・・・・ 工藤亮裕 (全日本写真連盟会員)
  • 巻頭随想
    「最勝院仁王像」~厳しくも優しい眼差しよ甦れ~ ・・・・・ 布施公彰 (真言宗智山派 金剛山 最勝院 第38世住職)
  • 特集 寄稿文紹介
    満州時代のこと ・・・・・ 工藤久吉

石垣市民会館 ――地域に根を張った前川建築 ・・・・・ 浪松由子 (一級建築士)

  • サイエンス、ときどきナンセンス  その43
    ドローン、火星の空に飛ぶ ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
  • 猫の時間 24 
    鼓膜美人 ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
  • さまよえる演劇人 243
    読み切り小説 ② ・・・・・・ 長谷川孝治 (劇作家・演出家)
  • ガマシンの半覚醒日記 128
    勘違いしちゃったのだ!・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
  • 多々他譚~TATATATAN~ 122
    下白銀の小さな星空 ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
  • 整体雑想庵 27 
    日常のちょっとした整体的処置 ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵)
  • ニャンともワンダフル 243
    ファイト! ・・・・・・ 西谷昭子
  • 誌上美術館―秋山範子の世界 6 (最終回) 
    「秋好日」 ・・・・・・ 秋山範子 (油彩)
  • 男の厨房 243
    鶏肉野沢菜炒め和え ・・・・・・ はしもと棒 (此岸俳句会)
  • 文化とデザイン 26 
    信号・・・・ スティーブン・マックウィニー (弘前学院大学文学部英語英米文学科 講師)
  • 発信 学都ひろさき 128
    弘前大学が弘前大学たる、もしくは足らん暴論的軽察 ・・・・・・ 佐藤公嗣 (弘前大学地域創生本部准教授)
  • 続 よしなしごと 21
    希望的観測 ・・・・・・ 福井次郎 (教員)
  • 男→女リレー随想 186
    豊かな地域の恵み ・・・・・・ 佐野りさ (弘前市相馬地区地域おこし協力隊)
  • 医者様のくりごと
    お花畑の向こう側 ⑧ ・・・・・ 坂本祥一 (坂本アレルギー呼吸器科医院)
  • 旅の窓から 299
    炭焼き人生 ① ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
  • ましらの珍句漫句 347
    無策 ・・・・・ 高森ましら (俳人)
  • ふさえ ふらふら ふらりらら 11
    ツツジの匂い ・・・・・・ ふさえ (シンガーソングライター)
  • 霜ネタ劇場 220
    せんりゅう水滸伝(続 川上三太郎の巻)・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
  • 昆虫学者の日常 43
    昆虫の超能力 ・・・・・・ 中村剛之 (弘前大学教員)
  • 今月の一冊
    『深夜薬局』 ・・・・・・ 水木智美 (星の砂店主)
  • 5月のベストセラーズ
  • 湯けむり津軽 3 
    朝風呂のすばらしさ ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
  • 弘前告知板・出版案内
  • 目次
  • 表紙によせて・・・・・・ 工藤亮裕 (日本写真連盟会員)

    メモリアルドッグ

     2006年秋、弘前市吉野町にある「吉井酒造煉瓦倉庫」で開催された展覧会の成功を記念して、隣接する緑地公園に屋外展示された奈良美智氏の「AtoZメモリアルドッグ」は一躍市民の人気者となっていた。
     2015年、弘前市が「煉瓦倉庫を美術館に改修」との報道に、今のうちにメモリアルドッグの写真を撮っておこうと思い立ち、幾度となく撮影に出かけた。昼間子供達と戯れる様子や、深夜ひっそりと佇む表情を残しておきたかった。
     この写真は、淡いグリーンに染まるメモリアルドッグと夜空いっぱいに広がる星々との語らいを写した一枚である。

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