新刊紹介

月刊『弘前』2018年12月号(第473号)

特集 長部日出雄さんを偲ぶ ― 本誌連載「振り子通信」から ― 

 郷土を愛し愛された作家長部日出雄さんが去る10月18日、84歳でその生涯を終えられました。
 本誌では昭和54年10月(第3号)から「からくち女性論」を12回。昭和55年10月(第15号)から平成8年3月号(第200号)まで「振り子通信」を180回に渡って連載していただきました。また、400号の時にもお忙しい中「巻頭随想」を書いてくださったことも記憶に新しいところです。
 「振り子通信」は、長部さんが第1回目に――実際に行ったり来たりしているばかりでなく、絶えず関心が津軽と東京のあいだを往復している自分を「振り子」にたとえてみた――とあるように、中央での活動だけでなく、地元のことが書かれ、弘前にいながらにして中央文壇を覗いているようなわくわく気分と、津軽に対する思いを新たにした覚えがあります。
 いつもタウン誌『弘前』を応援してくださった長部さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

  • 表紙写真
    初雪のブナ林・・・・・・高橋 明
  • 巻頭随想
    桜色 身にまとい この場所で 見せろ 弘前魂・・・・・・黒部能史(NPO法人Jスポーツプロジェクト(ブランデュー弘前FC)理事長)
  • 特集 長部日出雄さんを偲ぶ ― 本誌連載「振り子通信」から ―
    津軽書房の伊藤裕美子さんが、「振り子通信」のころの長部日出雄と題して長部さんとの想い出を執筆。他に、懐かしい「からくち女性論」の第1回と「振り子通信」の第1回、第9、10回、最終回の第180回を再掲しました。長部さんを偲ぶ一助になれば幸いです。
  • サイエンス、ときどきナンセンス  その13
    2030年までのカウントダウン・・・・・・清水俊夫
  • 青森県書道家列伝 96 -現役編41
    藤田陽山・・・・・・今泉遙洞
  • さまよえる演劇人 213
    ナフタリン・・・・・・長谷川孝治
  • ガマシンの半覚醒日記 98
    ヒデキにカンゲキしたのだ!・・・・・・鎌田紳爾
  • 多々他譚~TATATATAN~ 92
    長部さんの振子・・・・・・世良 啓
  • リンゴのこぼれ話 62
    リンゴ見てある記・・・・・・三上敏弘
  • ニャンともワンダフル 213
    おっちゃんのつぶやき・・・・・・蒔苗隆人
  • 誌上美術館―山谷芳弘の世界 6
    「地吹雪」・・・・・・山谷芳弘
  • 男の厨房 213
    鶏腿のコンフィ低温調理・・・・・・藤森嘉章
  • えっせ・くりてぃーく 20
    第5回西弘ちょうちん祭に参加して・・・・・・石田和男
  • 発信 学都ひろさき 98
    津軽の冬の味 けの汁・・・・・・北山育子
  • 木空根通信 3
    べっぴん風呂 Ⅱ・・・・・・木空根
  • 男→女リレー随想 156
    花切りハサミと干物女・・・・・・マリ花代
  • 医者様のくりごと
    ハロウィンですね・・・・・・場崎 潔
  • 旅の窓から 269
    ヒマラヤ紀行 ⑦・・・・・・根深 誠
  • ましらの珍句漫句 317
    収穫祭・・・・・・高森ましら
  • デアイとツナガリとヒロガリと 5
    今日も「ジリリリリリリリ!!」・・・・・・菅原信春
  • 霜ネタ劇場 190
    好きものホイホイ 四穴目・・・・・・高瀬霜石
  • 昆虫学者の日常 13
    昆虫学者、北へ その1 アラスカへの切符・・・・・・中村剛之
  • 今月の一冊
    『絶滅の人類史』・・・・・・髙岡隆一郎
  • 11月のベストセラーズ
  • 城下町日録 33
    幸福への第一歩・・・・・・佐々木宏一
  • 弘前告知板・出版案内
  • 目次・表紙によせて

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