新刊紹介

月刊『弘前』2025年3月号(第548号)        1冊 380円(税込)

特集 珈琲の街ひろさきの 自家焙煎コーヒーの店 

    ハローコーヒー・けや木・白神焙煎舎

 珈琲は藩政時代から浮腫病の予防薬として飲まれてきたと言われ、喫茶店が多く「珈琲の街ひろさき」と言わしめるコーヒー文化を持つ弘前。
 コンビニでテイクアウトのコーヒーが手軽に飲めるようになり、「スターバックス」や「ドトール」「タリーズ」が出来、喫茶店に足を運ぶ機会が減った。
 そんな中で最近、「自家焙煎コーヒー」を売りにしているコーヒー店が目立ってきているような気がして、少しずつでも紹介できればと思い取材を試みた。
 自家焙煎コーヒーといえば富田にあった「弘前コーヒースクール」がまっ先に頭に浮かぶ方も多いだろう。品川町や新寺町にも自家焙煎コーヒーのお店があるが、今回は老舗と言える代官町の「ハローコーヒー」さんと桜ヶ丘にある「けや木」さん、新しいところでビーチ西目屋にある「白神焙煎舎」さんを訪ねて、お話をうかがうことができた。

    • 表紙写真
      ちびっこ手踊りの志帆ちゃん ・・・・・山田好文
    • 巻頭随想
      終わりの始まり ・・・・・ 茶 陽(文筆家)
    • 特集 珈琲の街ひろさきの 自家焙煎コーヒーの店
    • サイエンス、ときどきナンセンス  その88
      墨の話(続き) ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
    • 猫の時間 69 
      岩木山のご縁 ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
    • 演人の鍵貸します 26
      中三、宇宙へ発つ ・・・・・・ 鎌田 龍 (ひろさき演人 主宰)
    • ガマシンの半覚醒日記 173
      テレビ出演しちゃったのだ!(秘密のケンミンSHOW極)・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
    • 多々他譚~TATATATAN~ 167
      三陸鉄道に乗って ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
    • 整体雑想庵 72 最終回
      いのちと心(下) ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵)
    • ニャンともワンダフル 288
      おっちゃんのつぶやき ・・・・・・ 蒔苗隆人
    • 些細なことで恐縮です 27   
      思わぬ痛さの巻 ・・・・・・ KEI先生 (弘前カルチャーセンター キッズ向け まんが教室 講師)
    • 男の厨房 288
      サバ缶のパスタ ・・・・・・ 藤盛嘉章 (藤盛医院
    • 弘前れんが倉庫美術館のスタッフによる リレーエッセイ 35 
      カギ尻尾と猫又と私 ・・・・ 石川公子 (弘前れんが倉庫美術館 運営スタッフ
    • 発信 学都ひろさき 173
      人生100年時代、豊かな生活を支える聞こえの健康 ・・・・・・ 小山内筆子 (弘前医療福祉大学 保健学部 医療技術学科 学科長・教授)
    • 続 よしなしごと 66
      弘南鉄道大鰐線 ・・・・・・ 福井次郎 (物書き)
    • 男→女リレー随想 231
      80年代、音楽の街、弘前。 ・・・・・・ 小笠原 大(音楽系SNSマーケティング会社勤務)
    • 医者様のくりごと
      お花畑の向こう側 ⑰ ・・・・・坂本祥一 (坂本アレルギー呼吸器科医院)
    • 旅の窓から 344
      久渡寺山散策十二ヶ月 三月 ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
    • 未知の句ひとり旅 2 
      雛の家 ・・・・・ 井上裕太 (弘前学院大学文学部 講師)
    • まちと、アートと、ひとびとと。 8
      手のひらの風物史 ・・・・・・ 樽澤武秀&優香(HIROSAKI AIR)
    • 霜ネタ劇場 265
      せんりゅう水滸伝(「日本の一番長い日」の巻) ・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
    • 視乎冥冥、聽乎无聲「めいめいをみ むせいをきく」 13
      もうやめようよ、ミャクミャク(その十) ・・・・・・ 髙橋憲人 (弘前大学教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センター 助教
    • 今月の一冊
      『すべての、白いものたちの』 ハン・ガン著/斎藤真理子訳 ・・・・・・ 福士りか (コスモス短歌会選者)
    • 2月のベストセラーズ
    • 湯けむり津軽 48 
      お風呂の記念日 ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
    • 弘前告知板
    • 目次
    • 表紙によせて・・・・・・ 山田好文

      ちびっこ手踊りの志帆ちゃん

       「青森県ちびっこ手踊り王座決定戦」は、青森県の伝統芸能である民謡手踊りの後継者育成を目的に毎年3月弘前市民会館で開催されている。
       この王座決定戦には県内各地から腕自慢のちびっこが多数参加する。昨年の大会には組踊5組31人、個人71人が出場し王座を競い合った。その実力たるや素晴らしいものがあり、ちびっこの努力は勿論のこと関係者の多大なご苦労がこれを支えていると思う。
       その中で若干6歳、青森の志帆ちゃんの演技におじさんは魅了されてしまった。ひとつひとつの動作に切れがある。これから大きく羽ばたいて欲しい期待のちびっこ発見!

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