月刊『弘前』2023年8月号(第529号)       1冊 380円(税込)

特集  驚きのフリーズドライ ―フリーズドライ・ラボ株式会社― 

 その商品を見て衝撃を受けたのは10年以上も前、弘前のお蕎麦屋さんでのことだった。
 大きな絵入りのりんごが丸ごと一個、季節外れにも関わらず冷蔵庫に入れているわけでもないのに、シワシワにもならず飾られていたのだった。これは本物なのだろうかと見ていたら、フリーズドライにしてあるりんごだという。持ってみるとまるで生果のように見えたにもかかわらず、重さはほとんど感じられない。
 自宅用にはちょっとお高いかな。と思いそのままになったのだが、その後他で見かけることもなく過ごしていた。
 何年か前からフリーズドライの輪切りのりんごを見かけるようになり、お土産に購入するようになったのだが、あのインパクトが忘れられず。どこかに置いていないかと思っていた。
 今回、ようやく見つける事が出来、取材の許可をいただいたので紹介したい。

  • 表紙写真
    名残ねぷた ・・・・・浜中 淳(ACAC写真部会員)
  • 巻頭随想
    「相馬凸凹学会」設立について・・・・・ 加賀新一郎(弘前市相馬地区地域おこし協力隊)
  • 特集 驚きのフリーズドライ ―フリーズドライ・ラボ株式会社―
  • サイエンス、ときどきナンセンス  その69
    でも、みんなはどこにいるんだ ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
  • 猫の時間 50 
    思い出は積み重なって ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
  • 演人の鍵貸します 7
    エンジンは太宰とともに ・・・・・・ 鎌田 龍 (ひろさき演人 主宰)
  • ガマシンの半覚醒日記 154
    ぼくは器が大好きなのだ! (再び器自慢)・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
  • 多々他譚~TATATATAN~ 148
    創立記念コンサート ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
  • 整体雑想庵 53
    自律神経と整体 ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵)
  • ニャンともワンダフル 269
    おっちゃんのつぶやき ・・・・・・ 蒔苗隆人
  • 些細なことで恐縮です 8   
    夏のカラダの謎の巻 ・・・・・・ KEI先生(ヨークカルチャーセンター弘前 キッズ向け まんが教室 講師)
  • 男の厨房 269
    「水飯」で夏を乗り切ろう! ・・・・・・はしもと棒(此岸俳句会
  • 弘前れんが倉庫美術館のスタッフによる リレーエッセイ 16  
    アイルランドと弘前 ・・・・ 須藤順子 (弘前れんが倉庫美術館 運営スタッフ
  • 発信 学都ひろさき 154
    愛され続けている本学の教科書『調理学実習』 ・・・・・・ 安田智子 (柴田学園大学短期大学部・講師)
  • 続 よしなしごと 47
    ミヤコワスレ ・・・・・・ 福井次郎 (物書き)
  • 男→女リレー随想 212
    将来の夢 ・・・・・・ 熊谷あい(学生)
  • 医者様のくりごと
    ねぷたワイヤーフレーム ・・・・・場崎 潔 (場崎クリニック)
  • 旅の窓から 325
    シバの思い出 散歩道 ㉓ ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
  • ましらの珍句漫句 373
    深海ツアー ・・・・・ 高森ましら (俳人)
  • ネプタ馬鹿のモノローグ 1(新連載)
    短い夏に惚れて ・・・・・・ 野村雄大(ねぷた絵師)
  • 霜ネタ劇場 246
    せんりゅう水滸伝(戦争と川柳 第3章) ・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
  • ユートピアはどこに?  9
    フリータウン クリスチャニア ・・・・・・ スティーブン・マックウィニー (弘前学院大学文学部英語英米文学科 講師)
  • 今月の一冊
    『旧町名さがしてみましたin東京』 102so著 ・・・・・・對馬和也(郷土地理愛好家) 
  • 7月のベストセラーズ
  • 湯けむり津軽 29 
    温泉になるための旅 ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
  • 弘前告知板・出版案内
  • 目次
  • 表紙によせて・・・・・・ 浜中 淳(ACAC写真部会員)

    名残ねぷた
     八月に開催される弘前ねぷた祭りは、必ずしも天候に恵まれるとはかぎらない。
     突然の雨は、ねぷたを楽しみにしていた参加者や観光客を悩ます。
     雨の帰り道路面に映るねぷたの灯りが名残惜しい。最終日が終わると秋の気配があっという間に近づいてくる。

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