月刊『弘前』2022年12月号(第521号)       1冊 380円(税込)

特集 弘前から生まれた世界に誇る巨匠 作曲家 菊池俊輔を知る 

  「こんなこといいな できたらいいな(※)」で始まる、誰もが口ずさめるこのフレーズとメロディは、ご存知、国民的アニメ「ドラえもん」の主題歌である。「タイガーマスク」「Dr.スランプ アラレちゃん」「ドラゴンボール」などのアニメのほか、「暴れん坊将軍」「Gメン’75」といったドラマ、「仮面ライダー」「アイアンキング」などの特撮もすべて弘前出身の作曲家が作った楽曲が使われている。その作曲家の名前は菊池俊輔さん。1931年に弘前で生まれ、弘前で育ち、弘前を離れて東京で活躍した。2021年4月にその生涯を終え、現在は弘前の誓願寺に墓がある。菊池さんとは一体どういう人物だったのだろうか。
※作詞‥楠部工、補作詞‥ばばすすむ、作曲‥菊池俊輔。1979年の「ドラえもんのうた」より引用

兄は私たち家族の誇り ・・・・・・ 工藤雅子(菊池俊輔さんの妹)

作曲家の父について ・・・・・・ 菊池祐輔(菊池俊輔さんの次男)

同級生・俊輔さんのこと ・・・・・・ 工藤順巳(弘前レジェンドを語り継ぐ会名誉会長)

弘前の財産「菊池俊輔」を語り継ぐ ・・・・・・ 佐々木 健(弘前レジェンドを語り継ぐ会事務局)

  • 表紙写真(工藤さんは今回で終了となります)
    冬の夜桜 ・・・・・・ 工藤亮裕(全日本写真連盟会員)
  • 巻頭随想
    すべての食が幸せな未来を創る ・・・・・奈良第司((有)吉陣 代表取締役)
  • 特集 弘前から生まれた世界に誇る巨匠 作曲家 菊池俊輔を知る
  • サイエンス、ときどきナンセンス  その61
    SI(国際単位系)接頭語 ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
  • 猫の時間 42 
    カレンダーと共に ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
  • さまよえる演劇人 260
    カウントダウン ⑥ ・・・・・・ 長谷川孝治 (劇作家・演出家)
  • ガマシンの半覚醒日記 146
    勧誘には十分気をつけるのだ!(ちょっと困った話)・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
  • 多々他譚~TATATATAN~ 140
    薪ストーブ来たよ ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
  • 整体雑想庵 45
    老化と足の衰え ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵)
  • ニャンともワンダフル 261
    絵本 ・・・・・・ 澤田直也
  • 誌上美術館―吉沢せつえの世界 6(最終回)   
    「残雪奥入瀬渓流」 ・・・・・・ 吉沢せつえ(油絵)
  • 男の厨房 261
    タラのコンフィ ・・・・・・ 藤盛嘉章(藤盛医院
  • 弘前れんが倉庫美術館のスタッフによる リレーエッセイ 8   
    もしもしのはなし ・・・・ 楼 婕琳 (アシスタント・コーディネーター
  • 発信 学都ひろさき 146
    白神に行こう! ・・・・・・ 佐々木あつ子 (弘前大学地域創生本部 准教授)
  • 続 よしなしごと 39
    賢治、光太郎、岩手県 ・・・・・・ 福井次郎 (物書き)
  • 男→女リレー随想 204
    「今」を生きる ・・・・・・ 田村眞子(弘前大学3年)
  • 医者様のくりごと
    太陽の余命 ・・・・・中村幸夫 
  • 旅の窓から 317
    シバの思い出 散歩道 ⑮ ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
  • ましらの珍句漫句 365
    敵役 ・・・・・ 高森ましら (俳人)
  • 美術と教育のアウトプット 5 
    世界を見つめるということ ・・・・・・ 蒔苗靖子(弘前大学附属中学校美術科教諭)
  • 霜ネタ劇場 238
    せんりゅう水滸伝 (川柳界の一茶 最終回) ・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
  • ユートピアはどこに? (新連載)
    ユートピア ・・・・・・ スティーブン・マックウィニー (弘前学院大学文学部英語英米文学科 講師)
  • 今月の一冊
    『タラント』角田光代著 ・・・・・・藤田美保子 
  • 11月のベストセラーズ
  • 湯けむり津軽 21 
    温泉でも「ととのう」 ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
  • 弘前告知板・出版案内
  • 目次
  • 表紙によせて・・・・・・ 工藤亮裕 (日本写真連盟会員)

    冬の夜桜
     日本三大夜桜の一つとして名高い弘前公園の桜を冬にも楽しもうという趣旨で、2017年12月から「冬に咲くさくらライトアップ」が開始された。
     雪が強く降った後には、桜の枝にこんもりと積もった雪が桜色のライトに照らされ、まるで春の夜桜のような風情へと変わる。この日は更にぼた雪が降り始め、一段と趣のある風景となった。
     2021年1月号から表紙写真を担当してきたが、今月号が最後となる。この間、沢山の方々から貴重な御意見や励ましのお言葉を頂いたことに、深甚の謝意を申し上げたい。

「月刊『弘前』2022年12月号(第521号)       1冊 380円(税込)」への1件のフィードバック

  1. 菊池俊輔先生の音楽で育った世代として是非読んでみたいです。
    購入可能でしょうか?

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