月刊『弘前』2020年2月号(第487号)

  • 特集 2019年 津軽地方の出版物 

    昨年本を出版された方の中から7人の方に自著の紹介をしていただきました。また、昨年の津軽地方の出版物をリストアップしました。

    • 詩集『さとの村にも春来たりなば』(青森文芸出版)
      友人の死、父母の介護、自分の病気・・・・・・渋谷 聡(青森県詩人連盟会員)
    • 『津軽の魂を三絃に 西川洋子』(DVD付き・私家版)
      高橋竹山の一番弟子人生の哀歓と芸道と・・・・・・菅 勝彦(青森大学名誉教授)
    • 『津軽こぎん刺し図案集 ~高橋寛子 天からのおくりもの~』(私家版)
      天からのおくりもの・・・・・・佐藤陽子(佐藤陽子こぎん展示館)
    • 『人口80万人時代の青森を生きる:経済学者からのメッセージ』(李永俊との共編、弘前大学出版会)
      ある大学教員から、青森で学ぶN君へのメッセージ・・・・・飯島裕胤(弘前大学人文社会科学部教授)
    • 『こみせのセリカ+α(プラスアルファー)』(北方新社)
      思考の切り替え・・・・・・長利冬道(短歌倶楽部☆すばる☆代表)
    • 『津軽弘前―3 漆の森、津軽塗へ』(白神書院)
      発刊に寄せて・・・・・・八木橋廣(八木橋スタジオ代表)
    • 四人俳句集『尾上・三戸・弘前』(梁山泊俳句会)
      昔、津軽と南部に俳人四人組が確かにいた・・・・・・石﨑志亥(梁山泊俳句会主宰)
    • 2019年津軽地方の出版物一覧

    • 表紙写真
      タヌキ・・・・・・村田孝嗣
    • 巻頭随想
      「untitled」・・・・・竹内 晃(creeps・ssw)
    • 特集 2019年津軽地方の出版物
    • サイエンス、ときどきナンセンス  その27
      「地球」は一つだけなのか?・・・・・・清水俊夫(弘前大学名誉教授)
    • 猫の時間 8 
      人生の仕舞い方・・・・・・清水典子(ライター)
    • さまよえる演劇人 227
      わたしも子どもが嫌いだ・・・・・・長谷川孝治(劇作家・演出家)
    • ガマシンの半覚醒日記 112
      とても懐かしい街だったのだ!・・・・・・鎌田紳爾(音楽家)
    • 多々他譚~TATATATAN~ 106
      人間椅子を好きになった日・・・・・・世良 啓(文筆家)
    • 整体雑想庵 11 
      冬場の整体法・・・・・・前田普山(じねん堂休息庵)
    • ニャンともワンダフル 227
      人生という会議(後編)・・・・・・ま こ と
    • 誌上美術館―工藤ぬいの世界 2
      「大 海」・・・・・・工藤ぬい(籐工芸作家)
    • 男の厨房 227
      簡単帆立料理・・・・・・鎌田雨溪(書家・陶芸家)
    • 文化とデザイン 10 
      空き家・・・・・スティーブン・マックウィニー(弘前学院大学文学部英語英米文学科 講師)
    • 発信 学都ひろさき 112
      人と人をつなぐ言葉の力・・・・・・土澤健一(弘前医療福祉大学保健学部長・教授
    • 続 よしなしごと 5
      To be or not to be, that is the question・・・・・・福井次郎(教員)
    • 男→女リレー随想 170
      うしろボタンの服・・・・・・櫛引紗織(inorino/acot主宰)
    • 医者様のくりごと
      医家 四足の草鞋・・・・・中村幸夫(老健カルモナ施設長岩手県滝沢市
    • 旅の窓から 283
      玄界灘を越えて②・・・・・・根深 誠(著述業)
    • ましらの珍句漫句 331
      鬼やらひ・・・・・高森ましら(俳人)
    • ミヤノハウス 7 
      カルチャーショック・・・・・・ミヤモトフミ(まんなかづくり実行委員会)
    • 霜ネタ劇場 204
      ビミョーな関係 その1・・・・・・高瀬霜石(柳人)
    • 昆虫学者の日常 27
      昆虫学者と鰹節虫・・・・・・中村剛之(弘前大学教員)
    • 今月の一冊
      『ばぁばの今日も「ごちそうさま」』・・・・・・安保美智子(団体職員)
    • 1月のベストセラーズ
    • 城下町日録 47
      2割の法則 ・・・・・・佐々木宏一(作家・『無名群』同人)
    • 弘前告知板
    • 目次
    • 表紙によせて・・・・・・村田孝嗣

      タヌキ

       タヌキは、意外だが町中にも住んでいる。 夜にタヌキを見かけたという場所に行ってみると、確かにタヌキに会えた。とても警戒心が強く、最初はなかなか姿を見せてくれなかった。防寒着に身を包み、ホッカイロを貼り、冬の夜の土手でじっくり待つつもりで出かけた。
       夜の八時頃、土手から下に続く河川敷の暗がりを、あたかも犬のように小走りにやってきた。じっと身動きせずに待っていたら2頭いることがわかった。こちらが少しでも体を動かすと、ピタリと動きを止めて、走り去ってしまった。野生の心を感じた瞬間だった。

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