月刊『弘前』2020年３月号（第488号）

  • 特集　この人　鎌田祥史（よしふみ）さん　

    　温泉ソムリエの資格を生かし、弘前市岩木地区地域おこし協力隊員として、岩木地区の温泉を生かした地域おこしに取り組んでいる鎌田祥史さん。
    　協力隊の活動や、温泉ソムリエならではの青森県の温泉事情の説明、岩木地区の温泉の紹介もしていただきました。

    • 表紙写真
      ミヤマホオジロ・・・・・・村田孝嗣
    • 巻頭随想
      文学散歩 ・・・・・齋藤三千政（弘前ペンクラブ　会長）
    • 特集　このひと　鎌田祥史さん
    • サイエンス、ときどきナンセンス 　その28
      地球が燃えている・・・・・・清水俊夫（弘前大学名誉教授）
    • 猫の時間　９　
      抹香くさい愉しみ・・・・・・清水典子（ライター）
    • さまよえる演劇人 228
      政治について・・・・・・長谷川孝治（劇作家・演出家）
    • ガマシンの半覚醒日記 113
      台湾茶はとても美味しいのだ！・・・・・・鎌田紳爾（音楽家）
    • 多々他譚～TATATATAN～ 107
      まとまらない人と、ゆぱんきで・・・・・・世良　啓（文筆家）
    • 整体雑想庵 12 
      ポカンとリラックス・・・・・・前田普山（じねん堂休息庵）
    • ニャンともワンダフル 228
      おっちゃんのつぶやき・・・・・・蒔苗隆人
    • 誌上美術館―工藤ぬいの世界　３
      「盛篭」・・・・・・工藤ぬい（籐工芸作家）
    • 男の厨房 228
      わらじカツ丼・・・・・・藤盛嘉章（藤盛医院）
    • 文化とデザイン 11 
      ラニャッペ・・・・・スティーブン・マックウィニー（弘前学院大学文学部英語英米文学科　講師）
    • 発信 学都ひろさき 113
      建築と共同体・・・・・・鎌田　学（弘前学院大学文学部 教授）
    • 続　よしなしごと　６
      フェイクとパクリ・・・・・・福井次郎（教員）
    • 男→女リレー随想 171
      自分の四季・・・・・・髙橋厚史（弘前大学大学院生）
    • 医者様のくりごと
      五百の〈錘〉・・・・・中村幸夫（老健カルモナ施設長岩手県滝沢市）
    • 旅の窓から 284
      玄界灘を越えて③・・・・・・根深　誠（著述業）
    • ましらの珍句漫句 332
      育児雛・・・・・高森ましら（俳人）
    • ミヤノハウス　８ 
      日記、１月26日・・・・・・ミヤモトフミ（まんなかづくり実行委員会）
    • 霜ネタ劇場 205
      ビミョーな関係　その２・・・・・・高瀬霜石（柳人）
    • 昆虫学者の日常 28
      ニホンジカがやってくる・・・・・・中村剛之（弘前大学教員）
    • 今月の一冊
      『10年後、後悔しない体のつくり方』・・・・・・安保美智子（団体職員）
    • ２月のベストセラーズ
    • 城下町日録 48
      盗み見て覚えろ ・・・・・・佐々木宏一（作家・『無名群』同人）
    • 弘前告知板
    • 目次
    • 表紙によせて・・・・・・村田孝嗣

      ミヤマホオジロ

      　 体力維持のために始めた冬の岩木川の土手歩きで、様々な越冬中の野鳥に出会える楽しさを知った。岩木川をさかのぼってくるオジロワシ、川に潜って餌を食べるカワアイサやカワウ、そして賑やかに群れで移動して歩くシジュウカラやコガラなどの小鳥類。
      　その中で会うのを楽しみにしているのは、頭の羽毛が立っているように見えるミヤマホオジロである。髪の部分染めのように、頭に黄色の羽毛があり、なかなかオシャレである。遠くシベリヤのアムール川流域から越冬のために日本各地に渡ってきている。

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