月刊『弘前』2021年10月号(第507号)

特集 国際ソロプチミスト弘前  認証45周年 

 国際ソロプチミスト弘前を弊誌が取り上げるのは、前年に25周年を迎えた平成15(2003)年5月号に続き2回目となる。

 今回は、認証45周年にあたり、前回掲載以降の出来事と活動を紹介。

  • 表紙写真
    一射入魂 ・・・・・・ 工藤亮裕 (全日本写真連盟会員)
  • 巻頭随想
    文化芸術こそが「心の栄養」 ・・・・・ 作間しのぶ (劇団弘演 代表)
  • 特集  国際ソロプチミスト弘前 認証45周年
    ・国際ソロプチミストとは ―― ・チャリティーコンサートについて ―― ・国際ソロプチミスト弘前 チャリティー・コンサートの記録 (1981年度~2019年度) ・未来の社会を担う新しい力を ――キャリア・サポート事業 ・そして四十五周年 ――記念事業のこと ・ミャンマーのマザー・テレサ ――名知仁子医師
  • サイエンス、ときどきナンセンス  その47
    私たちは見えていますか? ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
  • 猫の時間 28 
    思い出のピンクベア ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
  • さまよえる演劇人 247
    読み切り小説 ⑥ ・・・・・・ 長谷川孝治 (劇作家・演出家)
  • ガマシンの半覚醒日記 132
    思わず涙したのだ!・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
  • 多々他譚~TATATATAN~ 126
    さよなら、ピンクベア ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
  • 整体雑想庵 31 
    今日もまた思い出した不思議なこと ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵)
  • ニャンともワンダフル 247
    理由ある反抗 ・・・・・・ まこと
  • 誌上美術館―對馬基起の世界 4 ―――知らないようで知っている、記憶の奥にある情景たち。夢の中のような、どこかおかしな世界。世代を超えて我々を結ぶ共通の「懐かしさ」がここにある。  
    「昭和の詰まった箱(壱)」 ・・・・・・ 對馬基起 
  • 男の厨房 247
    擬製豆腐 ・・・・・・ 三上邦康 (元教員
  • 文化とデザイン 30 
    市松模様・・・・ スティーブン・マックウィニー (弘前学院大学文学部英語英米文学科 講師)
  • 発信 学都ひろさき 132
    「夢の細胞」iPS細胞 ・・・・・・ 田中真実 (弘前学院大学看護学部准教授)
  • 続 よしなしごと 25
    ウッド・ショック ・・・・・・ 福井次郎 (物書き)
  • 男→女リレー随想 190
    今日の食は明日へ繋がる ・・・・・・ 三和圭子(糀と野菜のcafe one.natural)
  • 医者様のくりごと
    お花畑の向こう側 ⑫ ・・・・・ 坂本祥一 (坂本アレルギー呼吸器科医院)
  • 旅の窓から 303
    シバの思い出 散歩道 ① ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
  • ましらの珍句漫句 351
    晩節 ・・・・・ 高森ましら (俳人)
  • 私と美術と心の話 3
    不器用なひまわり ・・・・・・ わたなべゆりか
  • 霜ネタ劇場 224
    せんりゅう水滸伝(雉子郎と三太郎)・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
  • 昆虫学者の日常 47
    博物館実習の話 ・・・・・・ 中村剛之 (弘前大学教員)
  • 今月の一冊
    『家族じまい』 ・・・・・・ 水木智美 (星の砂店主)
  • 9月のベストセラーズ
  • 湯けむり津軽 7 
    泉質紹介[単純温泉] ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
  • 弘前告知板・出版案内
  • 目次
  • 表紙によせて・・・・・・ 工藤亮裕 (日本写真連盟会員)

    一射入魂

     令和二年十月三日、秋の気配が漂う高岡の森「高照神社馬場跡」で、伝統武芸「流鏑馬(やぶさめ)」が開催された。
     この様子を見聞する観客には、新型コロナのため入場数に制限があり、感染防止対策が課せられている。手続きを済ませ、期待を胸に、じっと、流鏑馬の開始を待った。
     狩装束の射手が鳴鏑(なりかぶら)と呼ばれる音の鳴る矢を放って馬場を清めた後、射手四名が流鏑馬を披露する。
     疾走する馬上で絶妙に姿勢を保ちながら、見事「的」を射抜いた時は、パーンと心地良い音が高岡の森に響き渡り、観客からはどっと盛大な拍手が沸き上がったのであった。

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