特集 国際ソロプチミスト弘前 認証45周年
国際ソロプチミスト弘前を弊誌が取り上げるのは、前年に25周年を迎えた平成15(2003)年5月号に続き2回目となる。
今回は、認証45周年にあたり、前回掲載以降の出来事と活動を紹介。
- 表紙写真
一射入魂 ・・・・・・ 工藤亮裕 (全日本写真連盟会員) - 巻頭随想
文化芸術こそが「心の栄養」 ・・・・・ 作間しのぶ (劇団弘演 代表) - 特集 国際ソロプチミスト弘前 認証45周年
・国際ソロプチミストとは ―― ・チャリティーコンサートについて ―― ・国際ソロプチミスト弘前 チャリティー・コンサートの記録 (1981年度~2019年度) ・未来の社会を担う新しい力を ――キャリア・サポート事業 ・そして四十五周年 ――記念事業のこと ・ミャンマーのマザー・テレサ ――名知仁子医師
- サイエンス、ときどきナンセンス その47
私たちは見えていますか? ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授) - 猫の時間 28
思い出のピンクベア ・・・・・・ 清水典子 (ライター) - さまよえる演劇人 247
読み切り小説 ⑥ ・・・・・・ 長谷川孝治 (劇作家・演出家) - ガマシンの半覚醒日記 132
思わず涙したのだ!・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家) - 多々他譚~TATATATAN~ 126
さよなら、ピンクベア ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家) - 整体雑想庵 31
今日もまた思い出した不思議なこと ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵) - ニャンともワンダフル 247
理由ある反抗 ・・・・・・ まこと - 誌上美術館―對馬基起の世界 4 ―――知らないようで知っている、記憶の奥にある情景たち。夢の中のような、どこかおかしな世界。世代を超えて我々を結ぶ共通の「懐かしさ」がここにある。
「昭和の詰まった箱(壱)」 ・・・・・・ 對馬基起 - 男の厨房 247
擬製豆腐 ・・・・・・ 三上邦康 (元教員) - 文化とデザイン 30
市松模様・・・・ スティーブン・マックウィニー (弘前学院大学文学部英語英米文学科 講師) - 発信 学都ひろさき 132
「夢の細胞」iPS細胞 ・・・・・・ 田中真実 (弘前学院大学看護学部准教授) - 続 よしなしごと 25
ウッド・ショック ・・・・・・ 福井次郎 (物書き) - 男→女リレー随想 190
今日の食は明日へ繋がる ・・・・・・ 三和圭子(糀と野菜のcafe one.natural) - 医者様のくりごと
お花畑の向こう側 ⑫ ・・・・・ 坂本祥一 (坂本アレルギー呼吸器科医院) - 旅の窓から 303
シバの思い出 散歩道 ① ・・・・・・ 根深 誠 (著述業) - ましらの珍句漫句 351
晩節 ・・・・・ 高森ましら (俳人) - 私と美術と心の話 3
不器用なひまわり ・・・・・・ わたなべゆりか - 霜ネタ劇場 224
せんりゅう水滸伝(雉子郎と三太郎)・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人) - 昆虫学者の日常 47
博物館実習の話 ・・・・・・ 中村剛之 (弘前大学教員) - 今月の一冊
『家族じまい』 ・・・・・・ 水木智美 (星の砂店主) - 9月のベストセラーズ
- 湯けむり津軽 7
泉質紹介[単純温泉] ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ) - 弘前告知板・出版案内
- 目次
- 表紙によせて・・・・・・ 工藤亮裕 (日本写真連盟会員)
一射入魂
令和二年十月三日、秋の気配が漂う高岡の森「高照神社馬場跡」で、伝統武芸「流鏑馬(やぶさめ)」が開催された。
この様子を見聞する観客には、新型コロナのため入場数に制限があり、感染防止対策が課せられている。手続きを済ませ、期待を胸に、じっと、流鏑馬の開始を待った。
狩装束の射手が鳴鏑(なりかぶら)と呼ばれる音の鳴る矢を放って馬場を清めた後、射手四名が流鏑馬を披露する。
疾走する馬上で絶妙に姿勢を保ちながら、見事「的」を射抜いた時は、パーンと心地良い音が高岡の森に響き渡り、観客からはどっと盛大な拍手が沸き上がったのであった。