- 北方新社ってどんな出版社なんですか?
- 本ができるまでの流れは?
- 北方新社は遠いけど大丈夫?
- 何回くらいやりとりするのでしょうか?
- 見積もりは?
- 支払いはどうなってるの?
- どういうことが価格に影響しますか?
- 数量はどのくらいがいいですか?
- 一度くらい打ち合わせに来てくれますか?
- 本文以外に用意するものは何ですか?
- 原稿が手書きなんだけど・・・
- 原稿をパソコンで作成するにあたって気をつけることはありますか?
- 内容に関する審査はありますか?
- 文章について相談にのってくれますか?
- デザインはどう考えたらいいですか?
- 上製本と並製本はどちらがいいですか?
- 出版した本はの所有権は?
- 出版した本は書店に並びますか?
- 出版した本の価格はどう考えたらいいですか?
上記以外にご質問やご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
北方新社ってどんな会社なんですか?
北方新社は有限会社 小野印刷所の出版部門です。 当ウェブサイトの出版社概要をご覧ください。 きっと私たちの思いが伝わると思います。
本ができるまでの流れは?
まずはご相談から始まります。 あたりまえのことなのですが、相談したらといって必ず本をださなくてはならない訳ではありません。 ときには一歩下がることも大切です。おおまかな流れは「本ができるまで」にまとめてありますので、 ご覧ください。
北方新社は遠いけど大丈夫?
当社は青森県にあります、ほとんどの県から遠いですね。結論から言うと・・・、大丈夫です。 実際に遠方からのご依頼もありますし、インターネットや物流が発達したこの時代にあっては距離の差はあまり感じません。
各種サンプルやデザイン案、校正は郵送あるいは宅配便でお送りし、お客様にはご自宅でじっくりとご自分の本と向き合っていただきます。 電話はもちろん、メール、FAXなどあらゆる手段でお客様をサポートします。 日中、営業時間中に当社においでになる必要もないので、ある意味ではこの方が便利と言えるかもしれません。
じっくりと納得のいくまで検討したら当社へお送りください。
何回くらいやりとりするのでしょうか?
回数はこれと言って決まっていません。ただ、ダラダラとやるのも良くないので本文は3回を目処に作業を進めます。 急な直しはFAXで、ご相談はメールや電話で行うこともよくあります。 表紙のデザインなどはその都度必要な回数だけ行うことが多いです。デザイン案はメールでお送りすることもございます。
見積もりは?
見積もりはおよそ3回程度出します。というのは最初の段階ではページ数も決まらなければ、用紙や数量も決まっていません。 こんな状態で正確な見積もりは出せませんので概算となります。ただし、当社もこの仕事を生業として長年やっておりますので、 極端な開きが出るような見積もりは出さない自信があります。 いずれにせよ、作業にかかる前のご相談の段階でいろいろとご要望を伺ってから、最初の見積もりの提出となります。
だいたいの仕様が決まってきたら、それをもとに再度お見積もりを提出します。 タイミングとしては2回目の校正のあたりになります。これはページ数や表紙のデザインなど、本の仕様がおおよそ見えてくるからです。 場合によっては、製本の都合でコストを下げるためにページ数の増減をご検討いただく場合もございます。
そして校了後、本の仕様、デザインが確定した際に最終的な見積もりをお出しします。
見積もり請求は電話、FAX又はお問い合わせフォームからどうぞ。
支払いはどうなってるの?
依頼する会社が遠いと心配ですよね。正直申し上げると当社も心配なのです、ごめんなさい。 決して信用していないということではないのですが・・・。
そこで当社では、実際に作業を進める段階になったら、概算の見積もりの3割程度を前金として頂戴しております。作業がまったく進んでいない状態でキャンセルされる場合は、全額お返しします。
残金は、本ができあがってお客様のお手元に届いたときにお願いしております。支払い方法は銀行振込となります。
どういうことが価格に影響しますか?
- 製本の仕様
上製本か並製本ですが、並製本の方が安価です。他にはクロス貼にするか紙貼にするか、函をつけるかつけないか、ジャケット(カバー)をつけるかつけないか、なども影響します。大きさは四六判、A5、B6等がありますのでご要望をお聞かせ下さい。本が大きいと一頁に入る文字数が多いので、頁数が少なくなります。製本仕様についてはこちらもご覧下さい。
- 頁数
多ければ多いほど費用は増えます。頁数は文字の大きさや一頁あたりの文字数によって変わります。また、工程上、コストから考えて有利な頁数というのがありますので、場合によっては調整をすることもあります。
- 部数
多ければ多いほど費用は増えます。しかし、増刷をするよりは一度に多く作った方が絶対に安く済みます。部数についてはこちらもご覧下さい。
- 印刷色
全頁カラー印刷は非常に高額になります。写真集でも無い限りおすすめできません。写真は口絵等とし、巻頭にまとめる、あるいは本文中に入れるなどするのが一般的です。
数量はどのくらいがいいですか?
希望する数量をお伺いすると、どういうわけか、だいたいのお客様は200冊程度とおっしゃいます。 経験上、この数量は妥当であると思うのですが、当社ではご希望の数量にプラス50冊をオススメしています。 200冊をご希望なら250冊、100冊をご希望なら150冊です。
お話を伺うと、皆さんは例外なく現在の交友関係を考えて数量を予測しておられるようです。 しかし、これから先5年、10年の期間で考えれば、その間にも新しい出会いはきっとあることでしょう。 それも含めてのプラス50冊です。ただし、増刷は考えません。
「増刷を考えない」というのは決して「当社では増刷をしない」ということではありません。 ご希望であれば、もちろんちゃんと承ります。 しかし、増刷は初回に比べれば確かに安くはなりますが、何十万円は決してポンと出せるような金額ではありません。 初回に50冊をプラスする差額は、増刷に比べれば非常に少ない金額でおさまります。 本が足りなくなってしまってからでは・・・、どうにかしてあげたいのですが、増刷以外の手だてはなく、どうにもなりません。
また、可能であれば数量についてはお客様ご自身だけで決めてしまうのではなく、 ご家族にご相談することをおすすめしています。もちろん最終的に決定をするのは著者本人であるべきですが、 ご家族のアドバイスはきっと参考になることと思います。
一度くらい打ち合わせに来てくれますか?
ご希望であればお伺いします。ご自宅でなくても、駅前の喫茶店でも結構です。 ただ、すぐにというわけにもいきませんので、日程はご相談となります。遠方のお客様とは電話、FAX等でご連絡させて頂きます。
本文以外に用意するものは何ですか?
本文以外に必要なものに、まえがきやあとがき、著者略歴、著者近影写真等がございます。詩集や句集であれば初出一覧も必要になる場合がございます。もちろん掲載しないものは必要ありません。著者近影をイラストで用意する方もいらっしゃいます。
いずれにしても、最初から全てが揃っていなくてはならないということはございません。足りないものがあれば当社でお知らせいたします。
原稿が手書きなんだけど・・・
おまかせください。何の問題もございません。昨今、パソコンの普及でデータで原稿をいただくことが多くなりましたが、 手書きでも承ります。ただ、データでいただいた方が作業が少なくなるぶんだけ、料金も安くなりますのでご了承ください。
手書きの原稿は貴重です。郵送中の事故に備えるためにも、コピーをとってからお送りください。 これがなくなってしまったらすべてが水のアワです。
原稿をパソコンで作成するときに気をつけることはありますか?
ソフトウェア等は一般的なものであればなんでもかまいません。ただ、場合によっては当社で表示することができるソフトウェアを所有していない場合もございます。そうなるとせっかく作ったデータが使えないことになってしまいます。パソコンでデータを作成される場合は一度ご相談ください。
なお、パソコンでデータを作成した場合であっても、最初に原稿をいただくときにプリントアウトをご用意いただいております。データに部分的な不具合がある場合に対応するためです。あらかじめご了承ください。
内容に関する審査はありますか?
特別に基準は設けていませんが、原稿を拝見して、当社として公序良俗に反すると判断した場合は、出版をお断りする場合もございます。
文章について相談にのってくれますか?
もちろんです。単なる文字の間違いから表現のしかたまで、お客様の文章の特徴を極力失わないようにアドバイスをいたします。 お気軽にご相談ください。
デザインはどう考えたらいいですか?
デザインは本の印象を決める大切なものです。お客様にご希望があればそれに沿うように、また、書籍としておかしくないようにご提案いたします。
使用する用紙等は、用紙メーカー各社から出ている種類が膨大なので、当社である程度デザインに合う紙をいくつか選んでご提案することにしています。上製本なら、用紙の他にひもしおり(スピン)や花布(ヘドバン)の柄等も決める必要がありますが、これも当社である程度絞ってご提案いたします。
お客様には、近所の書店や図書館を見回るなどして、自分のイメージするデザインを少しでも具体的なものにしていただくようお願いしています。もしまったくご希望がない場合は当社でご提案いたします。
上製本と並製本はどちらがいいですか?
上製本と並製本に優劣はありません。あくまでもお客さまのお気持ち一つです。ただ、最初に本を出版される方は上製本を好むことが多いように思います。
価格から言えば並製本の方がコストが低く済みます。上製本は仕様上ある程度の厚さが必要です。特に丸背にする場合は見た目から考えても200頁くらいあった方がいいでしょう。薄いと角背しかできない場合もございます。並製本は厚さは特に影響しません。
出版した本の所有権は?
自費出版したものは全てお客様に所有権がございます。当社からの出版はあくまで自費出版であって、共同出版とは異なります。当社のウェブサイトなどで販売する場合など、お預かりすることはございますが、その場合でもご希望であればいつでも返却いたします。
出版した本は書店に並びますか? 自費出版
自費出版の場合、お客様から本をお預かりし、北方新社が委託販売する形となります。書店で本を販売する、つまり本を流通させるためにはISBN番号とバーコードが必要です。委託販売する本には全て北方新社取得のISBN番号、バーコードを書籍裏面に印刷することなります。
また、当社は青森県弘前市にございます。弘前市内の書店には並べることはできますが、全国津々浦々まで、というのは正直無理です。また、そのための積極的な営業活動は行っていません。ただし、注文は全国の書店から地方小出版流通センター経由で行えますし、書店からの依頼があれば店頭に並ぶ場合もあります。 インターネットでは、当社のウェブサイトで販売します。また地方・小出版流通センター経由でネット書店にも配本されています。
なお、流通に乗せる場合は書店に配本する冊数に加え当社で在庫として10〜20冊程度お預かりすることになります。ご了承ください。
出版した本の価格はどう考えたらいいですか?
価格はお客様が好きに決めてかまいません。作成にかかった費用の一冊単価にしてもかまいませんし、それ以上でも以下でもかまいません。ただ、市場に出ている本を見ても、妥当な価格帯というのがあります。あまりに法外な価格をつけるのはおすすめできません。