月刊『弘前』2025年5月号(第550号)        1冊 380円(税込)

特集 就労継続支援B型事業所「きりんの里」の挑戦 ―きりんうるしプロジェクト―

 就労継続支援の事業所としては、新聞に掲載される回数が多いのではないかと思っていた平川市にある「きりんの里」。事務局長の小林真弓さんは、イラストレーターでもあり、10年以上前に本誌にも1年間イラストとエッセイを書いてくださったこともある。今年の1月、新年随想を書いていただいた際に「きりんの里」の関係者と知り、ぜひ「きりんうるしプロジェクト」に関することを伺いたいと思っていた。
 この度事業所を訪れて、小林さんと利用者の方にお話を聞かせていただくことができたので、ご紹介したい。

      • 表紙写真
        猿賀神社「御田植祭」 ・・・・・山田好文
      • 巻頭随想
        また、いつか。 ・・・・・ 木村和生(有限会社北方新社 代表取締役)
      • 特集 就労継続支援B型事業所「きりんの里」の挑戦 ―きりんうるしプロジェクト― 
      • サイエンス、ときどきナンセンス  その90
        「ハシリメデス君」 ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
      • 猫の時間 71 
        私的に素敵も変わります ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
      • 演人の鍵貸します 28
        メタモルフォーゼ ・・・・・・ 鎌田 龍 (ひろさき演人 主宰)
      • ガマシンの半覚醒日記 175
        生涯ハンカクセエのだ! (月刊『弘前』休刊に寄せて) ・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
      • 多々他譚~TATATATAN~ 169
        ひとやすみ~感謝をこめて~ ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
      • ちょっと昔の弘前(1960年代~) ・・・・・・ 写真提供 對馬基起 
      • ニャンともワンダフル 290
        永遠 ・・・・・・ 西谷昭子
      • 些細なことで恐縮です 29   
        三内丸山遺跡の謎の巻 ・・・・・・ KEI先生 (弘前カルチャーセンター キッズ向け まんが教室 講師)
      • 男の厨房 290
        蕗(ばっけ)味噌 ・・・・・・ 藤盛嘉章 (藤盛医院
      • 弘前れんが倉庫美術館のスタッフによる リレーエッセイ 37 
        大谷翔平から得たもの ・・・・ 山田谷さと美 (弘前れんが倉庫美術館 運営スタッフ
      • 発信 学都ひろさき 175 (2月号に掲載したものを再掲)
        形を変えて未来へ繋ぐ~学生たちが描く地域の希望~ ・・・・・・ 米塚清子 (柴田学園大学短期大学部保育科・講師)
      • 続 よしなしごと 68
        風に吹かれて、去りぬ ・・・・・・ 福井次郎 (物書き)
      • 男→女リレー随想 233
        タピオカとアサラトと私 ・・・・・・ 毛内仁斎(弘前大学大学院生)
      • 医者様のくりごと
        お花畑の向こう側 ⑲ ・・・・・坂本祥一 (坂本アレルギー呼吸器科医院)
      • 旅の窓から 346
        久渡寺山散策十二ヶ月 五月 ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
      • 未知の句ひとり旅  
        花林檎 ・・・・・ 井上裕太 (弘前学院大学文学部 講師)
      • まちと、アートと、ひとびとと。 10
        種になる、空に咲く ・・・・・・ 樽澤武秀&優香(HIROSAKI AIR)
      • 霜ネタ劇場 267
        最終回 ・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
      • 視乎冥冥、聽乎无聲「めいめいをみ むせいをきく」 15
        やってんな、ミャクミャク ・・・・・・ 髙橋憲人 (弘前大学教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センター 助教
      • 今月の一冊
        『見て楽しむ ことば図鑑』 みっけ 天野慶著 ・・・・・・ 福士りか (コスモス短歌会選者)
      • 4月のベストセラーズ
      • 湯けむり津軽 50 
        『弘前』を想う ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
      • 弘前告知板
      • 目次
      • 表紙によせて・・・・・・ 山田好文

        猿賀神社「御田植祭」

         平川市の猿賀神社では5月になると恒例の御田植祭りが行われます。神饌田(しんせんでん)で豊作を願う伝統の行事で1932年に始まり戦時中も休まず行われたそうです。拝殿で奉告祭が行われた後、白装束に花笠の田男と早乙女が参列者の歌う田植歌に合わせて早苗を植えます。
         植えたもち米は10月に稲を刈る苅穂祭を行い、11月の新嘗祭で餅にして神前に供えられます。
         このお祭りの主役は何といっても早乙女の大役を担う小学5年生の女の子達です。手甲と脚絆を付け白装束に花笠といういでたちでぬかるむ田に悪戦苦闘しながらも一生懸命頑張っている姿はとても可愛く微笑ましかったです。

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