月刊『弘前』2025年2月号(第547号)        1冊 380円(税込)

特集 2024年津軽地方の出版物 

昨年本を出版された方の中から4人の方に自著の紹介をしていただきました。また、昨年の津軽地方の出版物をリストアップしました。

  • 『九十路を楽しむ―今古(きんこ)もじり和歌集』(津軽書房)
    コロナ禍中、友人への気ままな近況報告・・・・・・佐藤きむ (日本エッセイスト・クラブ会員)
  • 『若山牧水より和田山蘭へ書簡二百十二通―短歌を愛し、酒を愛した二人の友情』(青森文芸出版)
    牧水と山蘭 二人の友情・・・・・・舘田勝弘 (青森県郷土作家研究会代表理事/陸羯南会会長)
  • 『女はかつてカミだった』(北方新社)
    意外な人の賛辞も・・・・・・成田光治(ライター)
  • 『最小の病原―ウイロイド』(弘前大学出版会)
    ビールの原料―ホップの奇病から始まった病原研究の世界・・・・・佐野輝男 (弘前大学名誉教授)
  • 2024年津軽地方の出版物一覧
    • 表紙写真
      沢田ろうそくまつり ・・・・・山田好文
    • 巻頭随想
      おかげさまで ・・・・・ 安部真之介(株式会社アンカリンク 代表取締役)
    • 特集 2024年津軽地方の出版物
    • サイエンス、ときどきナンセンス  その87
      インクと墨の中の化学 ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
    • 猫の時間 68 
      土手町に集おう ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
    • 演人の鍵貸します 25
      デスドライブ、その後に ・・・・・・ 鎌田 龍 (ひろさき演人 主宰)
    • ガマシンの半覚醒日記 172
      疊文に凝っているのだ!(疊文のすすめ)・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
    • 多々他譚~TATATATAN~ 166
      ヒロインの力・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
    • 整体雑想庵 71
      いのちと心(中) ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵)
    • ニャンともワンダフル 287
      親バカ日誌 ・・・・・・ 太田 真
    • 些細なことで恐縮です 26   
      雪道の歩行者の巻 ・・・・・・ KEI先生 (弘前カルチャーセンター キッズ向け まんが教室 講師)
    • 男の厨房 287
      締めバージョンの鍋焼きうどん ・・・・・・ はしもと棒 (此岸俳句会
    • 弘前れんが倉庫美術館のスタッフによる リレーエッセイ 34 
      風 景 ・・・・ 永倉 瞭 (弘前れんが倉庫美術館 スタッフ
    • 発信 学都ひろさき 172
      形を変えて未来へ繋ぐ~学生たちが描く地域の希望~ ・・・・・・ 米塚清子 (柴田学園大学短期大学部保育科・講師)
    • 続 よしなしごと 65
      スイッチの話 ・・・・・・ 福井次郎 (物書き)
    • 男→女リレー随想 230
      サイレントリスナー、弘前にて。 ・・・・・・ 佐藤綾哉(コラーニングスペースHLS弘前 代表)
    • 医者様のくりごと
      お花畑の向こう側 ⑯ ・・・・・坂本祥一 (坂本アレルギー呼吸器科医院)
    • 旅の窓から 343
      久渡寺山散策十二ヶ月 二月 ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
    • 未知の句ひとり旅 1 新連載
      早 春 ・・・・・ 井上裕太 (弘前学院大学文学部 講師)
    • まちと、アートと、ひとびとと。 7
      チョコレートとアートのあいだで ・・・・・・ 樽澤武秀&優香(HIROSAKI AIR)
    • 霜ネタ劇場 264
      せんりゅう水滸伝(たびたび旅) ・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
    • 視乎冥冥、聽乎无聲「めいめいをみ むせいをきく」 12
      もうやめようよ、ミャクミャク(その九) ・・・・・・ 髙橋憲人 (弘前大学教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センター 助教
    • 今月の一冊
      『みとりねこ』 有川ひろ著 ・・・・・・ 福士りか (コスモス短歌会選者)
    • 1月のベストセラーズ
    • 湯けむり津軽 47 
      近くの湯、遠くの湯 ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
    • 弘前告知板
    • 目次
    • 表紙によせて・・・・・・ 山田好文

      沢田ろうそくまつり

       沢田地区(旧相馬村)に450年程前から伝わる「沢田ろうそくまつり」は家内安全や今年の出来秋を占うためにろうそくを灯す。そのたれ具合により願いが叶うかどうか占うのだから古風でもありまたユニークなまつりでもある。
       会場の神明宮岩谷堂の中は岩肌が露出し神聖な雰囲気を醸し出す。この写真を撮った時は5~6人のカメラマンがその幻想的な雰囲気を切り取ろうとカメラを構えていた。
       するとそこへ2人の女性が参拝に訪れた。咄嗟に誰かがポーズをお願いしますと声をかけると快く応じてくれた。これはきっと普段の心掛けの良さがご利益となって帰って来た証しであると自分は思った……。

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