月刊『弘前』2024年11月号(第544号)        1冊 380円(税込)

特集 ―350年の歴史を守って― 有限会社 二唐刃物鍛造所  

 弘前には鍛冶町という地名があるように多くの鍛冶屋が軒を連ね農具や武器を製造していました。現在も「津軽打刃物」という伝統工芸品としてりんごの剪定鋏や包丁がその技術を伝えています。
 今回は、作刀技術を活かして包丁を造っていらっしゃる「有限会社 二唐刃物鍛造所」さんで昨年8月に8代目社長に就任した吉澤剛さんにお話をうかがいました。

    • 表紙写真
      虹の丘にて ・・・・・浜中 淳(ACAC写真部会員)
    • 巻頭随想
      平和への誓い ・・・・・ 作間しのぶ(劇団弘演)
    • 特集 ―350年の歴史を守って― 有限会社 二唐刃物鍛造所
    • サイエンス、ときどきナンセンス  その84
      人工知能、ノーベル賞を席捲 ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
    • 猫の時間 65 
      前世は英国人かも ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
    • 演人の鍵貸します 22
      津軽×南部 演劇フェスの戦い ・・・・・・ 鎌田 龍 (ひろさき演人 主宰)
    • ガマシンの半覚醒日記 169
      土手町に賑わいが欲しいのだ!(土手町のデパート)・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
    • 多々他譚~TATATATAN~ 163
      「home」at ヒビノス林檎園 ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
    • 整体雑想庵 68
      夜行館ねぷた ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵)
    • ニャンともワンダフル 284
      続51 こころがやさしくなる時「音楽文化を育てるために思うこと」 ・・・・・・ 田中みゆき
    • 些細なことで恐縮です 23   
      都市伝説の正体の巻 ・・・・・・ KEI先生 (弘前カルチャーセンター キッズ向け まんが教室 講師)
    • 男の厨房 284
      「朝ドラ」ゆかりのゴーヤチャンプルー ・・・・・・ はしもと棒 (此岸俳句会
    • 弘前れんが倉庫美術館のスタッフによる リレーエッセイ 31  
      そこには誰かの人生がある ・・・・ 大澤美菜 (弘前れんが倉庫美術館 広報担当
    • 発信 学都ひろさき 169
      光を分ける分光学 ・・・・・・ 島田 透 (放送大学青森学習センター客員准教授・弘前大学教育学部准教授)
    • 続 よしなしごと 62
      珈琲の街ひろさき ・・・・・・ 福井次郎 (物書き)
    • 男→女リレー随想 227
      6700歩から学ぶ ・・・・・・ 野々山航士(弘前大学医学部医学科4年)
    • 医者様のくりごと
      お花畑の向こう側 ⑬ ・・・・・坂本祥一 (坂本アレルギー呼吸器科医院)
    • 旅の窓から 340
      列車で下北へ ② ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
    • ましらの珍句漫句 388
      「白い秋」 ・・・・・ 高森ましら (俳人)
    • まちと、アートと、ひとびとと。4
      四神と弘前城菊と紅葉まつり ・・・・・・ 樽澤武秀&優香(HIROSAKI AIR)
    • 霜ネタ劇場 261
      せんりゅう水滸伝(ウラン骨髄の巻) ・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
    • 寄稿 前川國男の建築
      弘前市民会館 ――学都弘前の象徴 ・・・・・・ 浪松由子 (一級建築士

      ※視乎冥冥、聽乎无聲「めいめいをみ むせいをきく」は、著者の体調不良のため今月は休載です。
    • 今月の一冊
      『若山牧水より和田山蘭へ書簡二百十二通―短歌を愛し、酒を愛した二人の友情』舘田勝弘編 ・・・・・・編集部
    • 10月のベストセラーズ
    • 湯けむり津軽 44 
      ひとつの桶 ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
    • 弘前告知板
    • 目次
    • 表紙によせて・・・・・・ 浜中 淳(ACAC写真部会員)

      虹の丘にて

       津軽はりんご収穫の最盛期。久しぶりに弘前りんご公園散策のあと小高い丘に広がる園地に大きな虹がかかる。空も何処となく冬間近な鉛色の気配が漂う。
       担当させていただいた月刊「弘前」の表紙写真も残すところあと一回となった。

    コメントを残す