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特集 さくら
俳句 千葉新一、小野寿子、須郷権太
福井千恵子、鳴海顔回、木村あさ子
写真 増田哲友、工藤順巳、山口和男
藤田則昭、高橋 明 - 表紙写真
西濠夜桜・・・・・・村田孝嗣 - 巻頭随想
「物語のうまれる場所」 ・・・・・小杉在良(弘前れんが倉庫美術館 開館準備室) - 特集 さくら
- サイエンス、ときどきナンセンス その29
ヒロシマのメッセージ・・・・・・清水俊夫(弘前大学名誉教授) - 猫の時間 10
旅する猫・・・・・・清水典子(ライター) - さまよえる演劇人 229
前期高齢者三人衆・・・・・・長谷川孝治(劇作家・演出家) - ガマシンの半覚醒日記 114
季重ねに遊んでもいいのだ!・・・・・・鎌田紳爾(音楽家) - 多々他譚~TATATATAN~ 108
直感主義・・・・・・世良 啓(文筆家) - 整体雑想庵 13
人間の正体は細菌?・・・・・・前田普山(じねん堂休息庵) - ニャンともワンダフル 229
おっちゃんのつぶやき・・・・・・蒔苗隆人 - 誌上美術館―工藤ぬいの世界 4
「七宝」・・・・・・工藤ぬい(籐工芸作家) - 男の厨房 229
しらうお・・・・・・三上 邦康(元教員) - 文化とデザイン 12
ニコちゃんマーク・・・・・スティーブン・マックウィニー(弘前学院大学文学部英語英米文学科 講師) - 発信 学都ひろさき 114
アメリカで日本文学研究を考える・・・・・・尾崎名津子(弘前学院大学人文社会科学部 准教授) - 続 よしなしごと 7
舌切り雀・・・・・・福井次郎(教員) - 男→女リレー随想 172
わたしは不思議でたまらない・・・・・・永井 温子(弘前市地域おこし協力隊 Next Commons Lab 弘前 ラボメンバー) - 医者様のくりごと
〈終の食〉のすゝめ・・・・・中村幸夫(老健カルモナ施設長岩手県滝沢市) - 旅の窓から 285
令和元年最後の釣行①・・・・・・根深 誠(著述業) - ましらの珍句漫句 333
神事・・・・・高森ましら(俳人) - ミヤノハウス 9
透明なバリア・・・・・・ミヤモトフミ(まんなかづくり実行委員会) - 霜ネタ劇場 206
ビミョーな関係 その3・・・・・・高瀬霜石(柳人) - 昆虫学者の日常 29
虫屋の魂、ピンセット・・・・・・中村剛之(弘前大学教員) - 今月の一冊
『老後はひとりがいちばん』・・・・・・安保美智子(団体職員) - 3月のベストセラーズ
- 城下町日録 49
君子は豹変す ・・・・・・佐々木宏一(作家・『無名群』同人) - 弘前告知板
- 目次
- 表紙によせて・・・・・・村田孝嗣
西濠夜桜
「弘前城桜まつり」も全国に知れ渡り、国内外からの観光客がめっきり多くなった。我が家では観光客が出てくる前に桜を楽しもうと、早朝の「朝桜」を楽しんでいる。
しかし、夜間照明のもとで見る夜桜も見応えがあり、毎年一度は見に出かける。西濠を紺屋町方面に抜けて帰宅しようと歩いていたとき、西濠に写る夜桜があまりにも綺麗で思わず足を止めた。西濠の貸しボートが終わり、水面が鏡のように落ち着いて、夜桜を映していたんだと気づいた。風が無かったこともあり、思いがけなく得をした気分で眺めた。