月刊『弘前』2021年8月号(第505号)

特集 ひろさき未来創生塾 

 ひろさき未来創生塾は、10年後・20年後のまちづくり活動の担い手の育成を目的とした弘前市の人材育成事業。令和元年にスタートした一期二年のひろさき未来創生塾は新型コロナウイルス感染症の影響で色々な制限がある中、第一期生の活動を終えました。

 今回は、その活動の様子を5名の方々に執筆いただきました。

  • 表紙写真
    祭りのフィナーレ ・・・・・・ 工藤亮裕 (全日本写真連盟会員)
  • 巻頭随想
    夏休みの昼 ・・・・・ 鉄 爺 (弘前乃怪代表)
  • 特集 ひろさき未来創生塾
    地域を担うひとづくり ・・・・・ 竹浪雄志(弘前市企画部企画課ひとづくり推進室)

ひろさき未来創生塾 ・・・・・第一期塾長  大西晶子(NPO法人 SEEDS NETWORK 理事長)

創るは難し、でも楽し ・・・・・ 第一期生 永井温子(地域おこし協力隊)

ひろさき未来創生塾で市民になる ・・・・・ 第一期生 鎌田翔至 (弘前大学人文社会科学部 4年)

悩みと出会いと気づきの創生塾 ・・・・・ 第一期生 今泉規史(会社役員)

  • サイエンス、ときどきナンセンス  その45
    17年ぶりのセミだより ・・・・・・ 清水俊夫 (弘前大学名誉教授)
  • 猫の時間 26 
    東京原っぱ ・・・・・・ 清水典子 (ライター)
  • さまよえる演劇人 245
    読み切り小説 ④ ・・・・・・ 長谷川孝治 (劇作家・演出家)
  • ガマシンの半覚醒日記 130
    「バズル」がバズるのだ!・・・・・・ 鎌田紳爾 (音楽家)
  • 多々他譚~TATATATAN~ 124
    七夕と願いごと ・・・・・・ 世良 啓 (文筆家)
  • 整体雑想庵 29 
    筋肉と骨の疲労 ・・・・・・ 前田普山 (じねん堂休息庵)
  • ニャンともワンダフル 245
    ID・パスワード んっ!? ・・・・・・ 荘司一子
  • 誌上美術館―對馬基起の世界 2 ―――知らないようで知っている、記憶の奥にある情景たち。夢の中のような、どこかおかしな世界。世代を超えて我々を結ぶ共通の「懐かしさ」がここにある。  
    「好きなモノに囲まれて」 ・・・・・・ 對馬基起 
  • 男の厨房 245
    暑気払い! 「紅ショウガの天ぷら」 ・・・・・・ はしもと棒 (此岸俳句会
  • 文化とデザイン 28 
    電 気・・・・ スティーブン・マックウィニー (弘前学院大学文学部英語英米文学科 講師)
  • 発信 学都ひろさき 130
    柴田学園大学短期大学部に奉職して ・・・・・・ 蝦名敦子 (弘前大学名誉教授・柴田学園大学短期大学部特任教授)
  • 続 よしなしごと 23
    どうにもとまらない ・・・・・・ 福井次郎 (物書き)
  • 男→女リレー随想 188
    青森県をマナーと思いやり溢れる犬と暮らしやすい地域に ・・・・・・ タナカアカリ(家庭犬ドッグトレーナー FULFILLドッグサロン)
  • 医者様のくりごと
    お花畑の向こう側 ⑩ ・・・・・ 坂本祥一 (坂本アレルギー呼吸器科医院)
  • 旅の窓から 301
    炭焼き人生 ③ ・・・・・・ 根深 誠 (著述業)
  • ましらの珍句漫句 349
    厄 月 ・・・・・ 高森ましら (俳人)
  • 私と美術と心の話 1 (新連載)
    夏の記憶 ・・・・・・ わたなべゆりか
  • 霜ネタ劇場 222
    せんりゅう水滸伝(吉川英治(雉子郎)の巻)・・・・・・ 高瀬霜石 (柳人)
  • 昆虫学者の日常 45
    カブトムシとクワガタムシの思い出 ・・・・・・ 中村剛之 (弘前大学教員)
  • 今月の一冊
    『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』 ・・・・・・ 水木智美 (星の砂店主)
  • 7月のベストセラーズ
  • 湯けむり津軽 5 
    さっぱり水風呂 ・・・・・・ 鎌田祥史 (温泉ソムリエ)
  • 弘前告知板・出版案内
  • 目次
  • 表紙によせて・・・・・・ 工藤亮裕 (日本写真連盟会員)

    祭りのフィナーレ

     夏祭りの中で格別心じゃわめぐイベントは、ねぶた祭である。その一つ青森ねぶた祭は、最終日に大賞・知事賞・市長賞の三賞受賞ねぶたを台船に乗せ青森港内を運行する。これに一万発の花火が打ち上げられ、祭りのフィナーレを飾る。
     数年来、この花火を対岸の岸壁から撮影してきたが、満足できる写真は撮れずにいた。この日は超望遠レンズを担ぎ、モヤヒルズスキー場へ登り打ち上げを待った。 
     上昇する花火の足を見てシャッターを開き、爆裂直後にシャッターを閉じるまでの16・6秒が、これまで花火撮影に費やした時間と労を一気に吹き飛ばしてくれた。

コメントを残す